シナジスの効果
シナジスは、RSウイルス感染による呼吸器感染症の重症化を抑制するための薬です。そのため、注射をしていても完全にRSウイルス感染症を予防することはできません。しかし、シナジスを注射しておけば、たとえRSウイルス感染症にかかったとしても重症化を防ぐことが期待できます。
シナジス注射継続中にRSウイルス感染症にかかったら
RSウイルス感染症は、再感染を起こす可能性があり、同じ流行期に繰り返し感染を起こします。そのため、再感染による重篤な下気道疾患の発症を抑制するために、RSウイルスの流行期間中はシナジスを継続投与することが推奨されています1)。
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シナジス電子添文
シナジス注射とワクチン接種のスケジュールについて
通常の小児予防接種ワクチンやインフルエンザワクチンを同じ時期に受ける場合、それらの接種スケジュールを変更する必要はありません1)。気になることがありましたら医師にお問い合わせください。
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シナジス電子添文
お近くの病医院について
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赤ちゃんをRSウイルス感染症から守るために1)
月1回のスケジュールを守り、シナジス注射を正しく受けましょう。
また、手洗い・うがいを行う、お子さんの身の回りのものを清潔に保つ、かぜをひいている家族との接触を避けるなど、日頃から心がけましょう。
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厚生労働省. RSウイルス感染症Q&A(平成26年12月26日)
(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html)[2022年10月26日確認]