免疫不全の赤ちゃん

入院することが決まったら

手術や化学療法などによる治療はからだへの負担が大きいので、体力や抵抗力が落ちてしまいます。そのため、治療前に感染症にかかると重症化する可能性があり、手術が延期となる場合もあります。次のことに注意して、入院・手術に備えましょう。

伝染病に気をつける

かぜ、インフルエンザ、おたふくかぜ、水痘(すいとう)などが流行していたら、人ごみは避けましょう。

虫歯は治しておく

虫歯や中耳炎、肌荒れなどは、完治させておきましょう。

ほかの子どもとの接触を
なるべく避ける

保育園・幼稚園や小学校のお兄ちゃんやお姉ちゃんは、集団生活の中でかぜのウイルスをもらってきていることがあります。

虫さされに気をつける

免疫力が低下しているときに虫にさされると、炎症から症状がひどくなることがあります。虫よけスプレーや長袖・長ズボンなどで、予防しましょう。

監修:長谷川 久弥 先生
東京女子医科大学附属足立医療センター 新生児科 教授